カテゴリ:犬飼博士・記( 36 )

 


ゲーム作りとは不遜な行為

犬飼です。

15年前、阪神淡路大震災の起きた時間になりました。
震災で亡くなった方々のご冥福をおいのりします。

昨日
フジテレビでこの大震災の時の神戸新聞を題材にしたドラマが放送されていました。。
ドラマといっても登場人物にはすべて実在の人物がおり、その方々のインタビューが挟まる形で半ドキュメンタリーのような構成でした。

涙があふれでてきました。

僕が、この番組を見て誓いなおした事をここに書いておきます。

神戸新聞の方たちは、紙という媒体で新聞というメディアを作っている人達です。
この震災の中でもカメラマンとして記者として、やらなければいけない事をまっとうしていました。
自分も怪我をしているのに、家族も被災しているのに、市民の為に新聞で「情報」を届けるために死ぬ気で行動をしていました。

市民たちは、届けられたその「情報」から神戸新聞の人たちの「思い」を読み取り励まされていたそうです。


僕は15年間コンピューターゲームというジャンルに関わってきました。

コンピューターを使うゲームの最大の特徴は、「情報」だけでなく「思考」も同時にメディアに書き込めることです。
プレイヤーはプログラムを実行し、インタラクティブに戯れながら、この「情報」と「思考」を、「体験」のような形で受け取ることになります。

僕たちゲーム作家は、この時の神戸新聞の人たちのように、コンピューターゲームを使って励ますことをしなくてはいけません。

地震がおきてから夕刊が発行されるまでの時間は12時間程度だったそうです。

たとえそれがどんな短い時間であっても、コンピューターゲームで「情報」と「思考」を届け、それでいて励まされる「体験」の様なものを届けなくてはいけないと思います。

ゲームというジャンルはこういう血の通ったメディアとしての発展が望まれていると思います。

僕らはこのことを、心にとめていなくてはいけません。

そして、また

神戸新聞の社説にかかれた。新聞を書くと言うことは「不遜」な行為であるということ。これも同時に心にとめておかなくてはいけません。
どんなにメディアに「情報」や「思考」を詰めても、結局それは亡くなった方たちに変わるものではなく。一番大切なのは「身体」であり「思い」であるということを忘れてはいけません。

つまり、僕らはやはり「不遜」であることを知りながら、人々の為にゲームを作らなくてはいけないのだと思います。

今、NHKで三ノ宮の公園に集まり黙祷を捧げる様子を生中継していました。
人々は「絆」「復興」等、思い思いの言葉を燭台にした竹筒に書いていました。

人類の歴史において発展とは技術の進歩のことであり、言葉やコンピューターの発明も技術の進歩です。

発展を求める、人間とはなんと不遜なものなのでしょうか。

僕は「不遜」であることを知りつつ次のゲームを作るのです。
それしか僕に出来ることはないのです。
何かその他にできることがあれば、教えてください。
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  by kazutoshi_iida | 2010-01-17 06:10 | 犬飼博士・記 | Comments(0)


明日・水無田気流・飯田和敏・言葉

飯田さんがぜんぜんあそんでくれません。

なぜかというと
明日
飯田さんと水無田気流さんの対談イベントがあるからなんです

飯田さんがまたもや気合を入れて準備中です。
「ゲーム・・・言葉・・・」とぶつぶつうるさいです。

みなさん
夕方18時30分からなので会社終わってから来れるでしょう?
ムリ?
おねがい。ムリして来てくださいね。
いや、ムリしないでくださいね。

東工大 ゲームの言葉、詩の言葉

ゲーム作家 DH大学教授 飯田 和敏
詩人・東工大世界文明センターフェロー 水無田 気流

1月7日 18:30-20:30

会場:東工大大岡山キャンパス西9号館3階W934教室
●東急目黒線大井町線大岡山駅前

詳細
http://www.asahiculture-shinjuku.com/LES/detail.asp?CNO=60036&userflg=0


僕も仕事早めに切り上げて
飯田さんの研究の成果を見届けます。
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  by kazutoshi_iida | 2010-01-06 18:19 | 犬飼博士・記 | Comments(0)


ダウンロードしかできない

こんにちは。犬飼です。

みなさんお年玉でPSP GOを購入したことと思います。
僕も欲しいコンテンツにダウンロードでしか入手できないコンテンツが増えてきました。

今日メガネにひっかかったのは
DJ Spookyセレクトのコンピレーションアルバム
Sound unbound : excerpts and allegories from the Sub Rosa audio archives
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こいつを購入するとこで罠にひっかかった
iTunesとAmazonで値段が違う・・・・

Amazon MP3 Download からの購入
$7.99(約800円)

iTuneからの購入が6600円

まじで?5800円も違うよ?
なんでこんな値段が違うの?気が違ったの?
だれにこの原因を聞けばいいの?店員さん?どこ?

つか
そりゃー800円で購入しますよ。
クレジットカード片手にAmazonの奥深くに進んだんですよ。

最後の最後で「アラスカとかハワイとかとにかくアメリカじゃなきゃ売ってあげられません」と言われてしまった。まーしょうがない。
情報は国境を簡単に飛び越えるけど、お金は土地という制約に縛られるということ。
早くネットのお金を発行してください。だれが?国だろ?
国!頼むよ!国!

と勝手に国を巻き込んで大混乱してますが

2010は
ニコ動を中心にボーカロイドもさらに進化するだろうし、
キンドルも盛り上がるし、
Appleのデカイipod touchもやってくる

デジタルディストリビューションは本格化するね。

もういっこの問題このDJ spookyのコンピの情報を見逃してたってこと
どうやってダウンロードコンテンツの情報を得たらいいのかなあ?

ダウンロードしかできないコンテンツを紹介する紙の雑誌を創刊したら
売れると思いますか?思いませんか?
その究極の姿としてファンクラブってメディア化して活性化するだろうね
丁寧に年賀状とか送ってきてくれますからねえ。
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  by kazutoshi_iida | 2010-01-04 07:41 | 犬飼博士・記 | Comments(0)


コンサートします書



犬飼です。
ライブじゃなくてコンサートします。
ピアノとベースだけの静かなコンサートです。
僕は映像で参加します。

今月12月27日
愛知県稲沢市民会館小ホール
WEBページはこちら

主催をするおおのきょうねんは僕の小学校中学校の同級生です。
いっしょに音楽や詩をつくって遊んでいた友人です。
おおのはすごく繊細な男で、この混乱した社会の中、印刷業にかかわりながら、
ゆらゆらと揺らぎながら生きています。
一言でいうならさえないサラリーマンです。
そんな彼が自分で自分を励ますために、そして
身近な地元の地元の人たちと時間を共有するために開催するコンサートです。

おおのと友人になってから30年が経ちました。
僕が東京に出てきてから15年が経ちました。
僕が地元(愛知県)にいない間も、人間にも自然にも等しく時間が流れました。

関係やコミュニケーションで一番大事なのは、時間を共有することかと思います。
このコンサートでの僕の挑戦は、映像でその大きな時間の流れをみなさんと共有することです。

暖かいコンサートにしたいと思います。ぜひ会場にお越しください。

ロッケンロール
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  by kazutoshi_iida | 2009-12-07 14:00 | 犬飼博士・記 | Comments(0)


生誕感謝祭

飯田さん誕生日おめでとうございます。

照れなくてもいいですよ。複数でブログやってたらこんな投稿もおこります。

カルーセル麻紀、ティナターナーと同じ誕生日だったんですね。

今日、アメリカでは感謝祭なので飯田さんも感謝してください。

飯田和敏41歳の春だから冷たい目でみないで
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  by kazutoshi_iida | 2009-11-26 10:01 | 犬飼博士・記 | Comments(5)


人間の業を肯定するのがゲーム・スポーツ・お祭りなんです。びっくりした?

犬飼です。

先日の僕のブログ
「教壇と勉強机は地続きだった。びっくりした?」
の続きです。

身体を特定不能の無記名な情報交換の話ではなく
物質空間で起こっていることを犬飼の五感で捕らえた現状報告をします。

先日、学校を代表する先生方と飯田さんがお話をする場を持ち、僕も同席させていただきました。現状を共有し授業を再開しようという方向で話がまとまりました。
もう一方で、学生達も勇気をだして学校組織に相談に行ったり様々な活動が行われたと聞きました。
この1週間で、学校組織、先生、学生という当事者3者でのコミュニケーションが始まったのです。

まだ名前をつけられないるのですが、全員が同じような抽象的な敵を認識しているということは共有できたと思います。

その流れの中
本日飯田さんは、工芸大学に行って先生方、学生とお話をしました。(僕も引き続き同席)
飯田さんも先生方も学生たちも全員緊張した様子でした。
そして、この緊張をほぐしあうコミュニケーションがとられました。

授業は引き続き行うことになり、もうあと4回ほど残されている講義の中で「ビデオゲームとは人間の業を肯定するものである」ということを伝え、最後はこれを実感する実習としてゲーム大会(eスポーツ大会)をやろうとういう話になりました。

「ビデオゲームとは人間の業を肯定するものである」
これは落語家の立川談志さんが落語とは何かとの問いに
明確にこたえた名言「落語とは人間の業を肯定する芸である」を
僕が無許可にゲームに当てはめたものです。

「ゲーム(勝負)とは人間の業」であり
「ビデオゲームを作ることは人間の業を肯定する芸」であり
「ビデオゲーム(作ったりプレイしたりすること)とは人間の業を肯定するものである」ということです。

そしてスポーツもまた人間の業を肯定するために行われた「お祭り」を発端にするものです。

人間生きているといろいろあります。
感情や眠たさを制御できないこともあると思います。
ですがそんな人間の業をみんなで肯定するたのしいお祭りにしたいと思います。

残念ながらこのお祭り講義には東京工芸大学の学生しか参加できません。
そうでない方々すいません。
また別の機会に別のお祭りをやりましょう。。
飯田さんが中心になって企画しているでっかいお祭りも準備中です。

帰りのバスの中、飯田さんは疲れて眠てました。めづらしい。
まだこのブログにもTwitterにも復帰しないつもりなんでしょうかねえ。
早く復帰してくださいよ。たのみますよ・・・・。僕も寝ますよ・・・パックマンの夢見ます。
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  by kazutoshi_iida | 2009-11-21 04:45 | 犬飼博士・記 | Comments(1)


教壇と勉強机は地続きだった。びっくりした?


昨日。東京工芸大学での出来事。飯田さんの教える講義にゲストとして登壇した。身体を評価するものがスポーツであってゲームとはその仕組みのことであるという授業。
僕も熱くなって話をしていた。

半数の学生は正体して話を聞くが半数は何かをしながら聞いている。
開始早々からうつ伏せて寝る学生もいる。

これが飯田さんが毎週悩まされていた無関心かと思いながら授業を続けていると、飯田さんが学生の間を周り態度を直せと注意をはじめた。
しかし無関心は引き続き横たわる。
僕ももっと関心を持ちやすいようにエンターテイメント的な演出を加えて盛り上げようかと思うが、
ここは大学であってロフトではないので対話を軸にした言葉での授業に徹した。
やはり引き続き横たわる無関心。

授業の中で全員がビデオゲームをプレイをしたことがあって、スポーツをプレイしたことがあると答えた。
それらの体験があるからこそ石川遼や羽生名人、Fatal1ty等のプレイが評価されるのであって、プロだとかアマだとか仕事だとか遊びだとか関係ない身体のそのものの評価なのだという話をした。
つまり
これらは全て学生一人一人の体験してきた世界と乖離した事象なのではなく「地続き」なのだということ。

そして授業が終わり
なんと起きたのは、寝ていた学生ではなく落胆と恥ずかしさに充ちた飯田さんの身体だった。

「ゲストをよんでる話してもらっているのに、恥ずかしい。とても積極的に話を聞く態度にはみられない。積極的に聞いていた人には申し訳ないが、もう授業を続けることができません」
と飯田さんが授業放棄を宣言。
はじめて涙声を聞いた。
飯田和敏が挫けた・・・。

そのまま誰も飯田さんに話しかけるでもなく教室を出ていく。僕らが出て行くのを止める学生もいない。

さて
これらの様子は飯田さんが授業にtwitterを導入しているおかげで
ほぼリアルタイムでチャットとして流されており、今ではTwitterユーザーたちを巻き込んで意見が交換されている。

学生たちよ
ごちゃごちゃいろんな意見が飛び交うが、
とにかく恐ることはない!
こんな先生がいることも君たちの立っている場所と地続きなのだということだけだ。
そこに君たちの眠い身体があるように、君たちが学ぼうとする身体があるように先生の身体も地続きで、しかも目に前にあるというだけだ。

飯田さんはその後、学生にむかってこれもゲームだとtwitterで叫んだ。
だれかがビデオゲームは人生をかけないと言った。
だれかがスポーツとは命をかけないと言った。
そうだろうか?
人生とは命とはなんだ?
ビデオゲームと人生。スポーツと命。それらはやはり時間や距離、物質、身体によって地続きなのではないか?
(お金はそれらの数学的定量の具象に過ぎない)

僕は飯田さんがんばれ!と声をかけるように君たちにもがんばれ!と応援する。

恐れなくていいとにかく行動だ積極的な身体活動こそが未来をつくる。

人類の歴史はずっとそうだ。人間にできることなんて意思をもつことくらいだ。

寝るやつはベッドにベットしろ。飯田さんに学ぶと決めたらは飯田さんにベットしろ。

わかんなきゃ周りにいる人に頭下げて相談してもいい。

さあ今すぐ行動だ!


僕は今名古屋にいて火曜には東京に戻る。そのあいだもコメントもTwitterもみれるのでいつでも声をかけてくれい。
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  by kazutoshi_iida | 2009-11-15 00:16 | 犬飼博士・記 | Comments(40)


します書

さっき
飯田さんと米光さんがパックマンの生みの親である岩谷先生と新宿(!)で飲んでたそうです。Twitterのつぶやきで知りました。

コンピュータゲームってのは歴史の浅い文化で、黎明期の先輩たちがまだまだ活躍されていらっしゃるのでこんなことも可能なんですね。

戦前、戦後、高度成長社会
中産階級、格差社会

いろいろ時代を表現した言葉があって
その時代ごとの若者にも言葉が与えられました。

岩谷先生の時代は「フラワーチルドレン」だったと飯田さんが聞いたそうです。
僕らはバブルの中で「新人類」とか言われました。
その後は「ロストジェネレーション」。
今の大学生たちは「草食系」とか「ゆとり」とか言われています。

各時代を生きているクリエイター3人が肉体を持ってひとつの場所に集う奇跡のトライアングル。

僕の気になる子ちゃんはゲーム以外の時代感だが

集まっているのはゲームというキーワードでつながっているからこそであることに
その場所にいない僕がTwitter越しに感動しちゃいました。

どんな言葉が3人の間で交わされたのでしょうか?
飯田さんはどうせろくでもないことだと思いますが・・・。
僕も岩谷先生と米光さんにまけないようにがんばって肉体を動かそうと思います。

最後は「・・します」で終わろうと思ってたのに終わらなかった・・・。
すまん。今日のろくでもないブログ終わり。

Tシャツ版ディシプリンよろしくおねがいしますね。
あと、飯田さんが日曜11:00からの高円寺フェスでライブやるらしいです。Club Mission's
さて、今からゲーム開発の続きします!
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  by kazutoshi_iida | 2009-11-06 22:28 | 犬飼博士・記 | Comments(0)


うっかり、ムリはじめました。

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犬飼「いらっしゃいませ、犬飼へようこそ」

むりげー「明日、締め切りなんですけどゲーム作ってください。」

山下・犬飼「りかいなりー」

山下寿也さんと知り合って1年とちょっとが過ぎた。
今のうちの会社の社長でプログラマー。
彼はずっとゲームを作りたいと言っていて、
ようやくいっしょにゲームを作ることができた。

山下さんにとっては、はじめてのゲーム。はじめてのFLEX。

飛び乗ったステージは

48時間以内にゲームを完成させるという祭り「むりげー」(おもしろい企画!)

第4回のお題はmixiアプリの「サンシャイン牧場」(なんじゃそれ!)

作品はこれ!
中産階Qハーレム

山下さんのデビュー!
さてどんなデビュー戦になっとるんでしょうか?

偶然遊びにきたプログラマーの牧野覚さんも絵描きデビュー!(いいね!)

僕はといえば・・・必死!(犬飼乙)

”ディシプリン以前、ディシプリン以降”ってのがある。
飯田さんが作ったが作品が、業界内のターニングポイントになっとるという僕の意見。

これは"ディシプリン以降"の犬飼の初めての作品。

そして

これはeスポーツではない。
アートもしくはギャンブルもしくはゴミである。
つかゲームである。

でも

必死に3人で48時間中30時間"踊り"続けた結果出てきたモノ。
ダンス!
そうこれはダンス!
48時間なんてニック・ノルティなみ。
そういう意味ではスポーツ。
サンプリングスポーツ。

さて
皆さんには、なにがアホーダンスしているのか?
感想、質問、ダメだし待ってます。

もっともっと
「シェイプアップ乱」と「ワンピース」読んで体鍛えなきゃ・・
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  by kazutoshi_iida | 2009-11-03 09:32 | 犬飼博士・記 | Comments(0)


111の111に集合と解散

昨日からはじまった出来事がある。
それは1年かけて準備して、2011年に出現して消える。

大きな秘密を作るための小さな計画。
未来が誰のものかはっきりされるための舞台。
頭と身体を取り戻す行動。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=4616860
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  by kazutoshi_iida | 2009-11-02 11:25 | 犬飼博士・記 | Comments(1)


SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE/ ARANGED by POLYGON INUKAI