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「小説げんしけん」のこと1

無事、書店に並んでいるのを確認したので、メイキングというか、ネタ明かしをしていこう。
少しづつ。自分語りはキモイかもしれないが、必然的にそうなるぞー。

まず、なぜ小説を書いたのか。
僕の本業はゲーム作家です。ですが、しばらくの期間、新作ゲームを発表していなかった。作り続けてはいたのだけれど、諸事情によって発売まで至らなくて。

途中まで作ったけど頓挫、ほぼ完成したがお蔵入り、等々、様々なケースがあった。
大島渚など一時代を築いた映画監督がなぜ長期間映画を発表出来なかったのかという理由がちょっとわかった。

根本的な原因は僕の能力不足だ。
結果的に多くの方々に迷惑をかける結果となってしまい、それはとても申し訳なく思っている。
当然だが、自分自身も相当なダメージを受けた。とりわけ金銭的な問題は深刻で、これは未だに尾を引いている。

ゲーム制作には沢山のお金がかかる。
僕はお金というものがすごく苦手だ。
振り返ってみると、通過していった額は到底身の丈に合うものではなかったことを痛感する。

でも僕はゲーム作家だ。今でもゲームという表現に大きな可能性を感じているし、新しいゲームのアイディアを考えるとわくわくする。おもしろいゲームを遊ぶと心奪われるほど楽しい。あと、悔しい。

そこで、自分の身の丈にあったゲーム制作が出来ないだろうか、ということを考えるようになった。
パンツ一丁で作ることが出来るゲーム。


で、思ったのはゲーム作家がゲーム制作の方法を慣用することで、他の表現も出来るのではないか、ということ。

例えば小説。
それは小説の形式をしていても、自分にとってはゲーム制作と同等の情熱を持って取り組むことが出来る。
けして小説を軽んじているわけではないし、ゲームを軽んじているわけでもない。

まず、自分はゲーム作家であるとする。それはそういう出自というか事実があるからで、まぁ居直って。

で、僕は「ふいんき」活動などで小説というメディアの自由さ、奥深さの片鱗を知った。
自分にそれが出来る、小説が書けるとは思ってもみなかったが、ゲームを作るのと同じ態度で挑戦してみてもいいかもしれない。
少なくとも巨額な開発費は必要ないから、そのストレスはない。
逆に言えば、予算がないから、などの言い訳が出来ないシビアな世界があるのだが。

しかしね、そうは思っていてもやはり小説を書くという行為には、にわかには侵しがたい壁のようなものがあり、重い腰はなかなか上がらなくて。

そんなウダウダしていた時に、だ。

(続く)
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  by kazutoshi_iida | 2008-01-25 04:08 | 飯田和敏・記 | Comments(27)


さぁ、本屋だ!

とうとう今週、発売されます。
「小説げんしけん-拝入蘭人の野望」
主役は斑目です。げんしけんのメンバーは最初は全員出ます。そして、謎の失踪を遂げていきます。そのキーワードは地下ゲーム「兄妹☆けんか」です。
これで昨年の仕込んでいた企画の全貌がいよいよ明かになるというわけ。

小説の解説は随時ここでやっていこうと思います。注釈とか。

店頭に並ぶのは早いところでは21日。遅くとも23日です。
見つからない時は書店員さんに「講談社KCノベルズの小説げんしけんを下さい」と言えば探してくれると思います。
まずは読んでください。
そんで何かを始めていこう!
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  by kazutoshi_iida | 2008-01-20 23:49 | 飯田和敏・記 | Comments(6)


次は「小説げんしけん」ですよ

「小説げんしけん 拝入蘭人の野望」が、1月23日に講談社から発売されます。

木尾士目先生の書き下ろしイラスト多数収録です!
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  by kazutoshi_iida | 2008-01-03 00:04 | 飯田和敏・記 | Comments(89)


コミケ

「兄妹☆けんか」は完売しました。

どうもありがとうございました。

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  by kazutoshi_iida | 2008-01-03 00:01 | 飯田和敏・記 | Comments(1)


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